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巻物に波と松　本金本袋帯
川島織物製

フォーマルの装いのアイテムの中でも王道を行くもののひとつといえる、西陣の名門の老舗である川島織物製の袋帯です。
こちらはその中でもクラスの高い本金の作品です。
全体が本金の糸で織り分けられた図柄は大きく巻物の形に取られ、切り立った岩の上にしっかりと根を下ろす松の木と、打ち寄せる波が描かれた躍動感のあるものとなっています。
本金をベースにして、松の千歳緑色と岩の部分に入れられた深縹色が美しく映えています。そして波の部分に織り込まれた白藍色が波に陰影をもたらし、図柄を素晴らしく奥行きのあるものとしてくれているようです。
第一礼装の黒留袖、色留袖から訪問着にお合わせいただき、どちらにでも自信を持ってお出かけいただけます。きっと一段と目を引く素敵な装いをお楽しみいただける事と思います。
結婚式などにご出席のご予定がおありの方には是非ご覧いただきたい、おすすめの逸品です。
深縹色（こきはなだいろ）は「#1c2b4d　WEB色見本　原色大辞典」を、
千歳緑色は「#254d33　WEB色見本　原色大辞典」を、
白藍色は「#a9c7cc　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。