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御寮織　色紙襲文様袋帯
紋屋井関製

室町時代末期、御寮織物司として任命された六家のうちの一つであり、その伝統を現代に引き継いでいらっしゃる紋屋井関さんのお着物や袋帯は、その使いやすさと独特の個性、品格を持ち合わせている事で定評があり、変わらない高い人気を誇っています。
こちらは銀の引箔の地に、右の端に道長取りの模様が流れるように配置され、四季折々の図案が描かれた色紙が並ぶ模様が織り出された豪華なものとなっています。
牡丹、竹の背景には深い赤墨色、葉には青白橡のシックな草色が使われ、鶴や雉の背景には綺麗な茜色が使われていて、高級な漆の蒔絵のようでとても華やいだ印象となっています。
モチーフは豊かに流れる水、咲きこぼれる花、そして羽ばたく鳥と、幾重にも重なった色紙にめぐる季節を表した、豪華で格調の高さのある素敵な一点です。
黒留袖、色留袖、訪問着から附下までお合わせいただけます。
フォーマルのお席に締めてお出かけいただきますと、伝統のあるものが持つ風格と重厚さが現れ、一段と華やかで存在感のある素敵な装いを実現してくれる事と思います。
未着用品。
赤墨色は「#3f312b　WEB色見本　和色大辞典」を、
青白橡色（あおしろつるばみいろ）は「#9ba88d　WEB色見本　和色大辞典」を、
茜色は「#992e33　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。