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重要無形文化財本場結城紬
カラフル格子着物

秋も段々と深まってきますとこんな色の本場結城紬もすんなりと目にうつり、この色使いの小格子はどこか懐かしさと心に馴染む優しさがあるように思えます。
山吹茶色、赤銅色、深縹色などのカラフルな可愛い四角の並ぶ小格子ですが、決して子どもっぽい雰囲気ではなく、しっかりとした品質に裏付けられた素敵な大人のアイテムです。
季節ごとに帯合わせで着こなしに変化をつけながら色々とお楽しみいただけそうです。
こういった調子の格子の本場結城紬は、お洒落な紬をたくさん扱われていた紬屋吉平さんがお得意とされていました。そういう格子にインパクトの強い染め帯を推奨されていたようですが、現在でもそういった着こなしは大変人気があり、さすがと思わされます。
こちらは藍の色があまり濃い色ではなくやや紫よりのものを取り入れられていますので、民芸色が強くなく一段優しい印象となっていて、帯合わせもしやすくお楽しみいただける事と思います。
お着物ファンにとっては定番的なアイテムのひとつで、いつかは一枚と思うような本場結城紬の小格子ですが、そういったものこそ是非上質なものをお選びいただきたいと思います。
そんなおすすめの一枚です。
山吹茶色は「#b3882d　WEB色見本　原色大辞典」を、
赤銅色（しゃくどういろ）は「#661d00　WEB色見本　原色大辞典」を、
深縹色（こきはなだいろ）は「#1c374d　WEB色見本　原色大辞典」を、
濃鼠色は「#2c2633　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。