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【商品説明】
重要無形文化財「江戸小紋」技術保持者。
江戸時代から伝わる技術を研究、継承し、手仕事の染として現代まで伝わる基礎を作りあげられた小宮康孝さんの作品です。
こちらはもう一点ご紹介している「定め小紋」と呼ばれる種類とは対照的に、町人文化の自由な発想の中から生まれ、言葉遊びのようなおめでたい「謂れ」を込めた、粋な「いわれ小紋」と呼ばれる種類に入ります。
いわれ小紋には、聞いて「なるほど」と楽しくなってしまうものが色々あります。
「大根とおろし金」の意味の一つは、消化が良くお腹にやさしく“あたらない”、つまり「難事にもあたらない」という謂れです。
もう一つは、大根をおろす事から“大根役者を役から降ろす”、“役をおとす”、すなわち「厄落とし」の謂れがある様です。
同じようにお召しになるにしても、その意味がわかるとまた楽しさも倍増し、お話も弾むのではないでしょうか。
こっくりとした綺麗な黒地に白抜きで染められていて、くっきりと江戸好みの格好良さもあり格好良いです。
共の八掛は木瓜のようなお花を散らしたものとなっています。
黒地の上品なお着物はどこかインテリジェンスを感じさせてくれます。
ましてそれがこんなにも完成度の高い小宮さんの江戸小紋のお着物ですと、本当にお召しになる方の品格と知的印象をより高めてくれ、素敵な装いを実現してくれる事と思います。
お仕立替済。 |
