【商品説明】
これからの季節にも取り入れたい、竹雀のモチーフの素晴らしい訪問着のお着物が入荷いたしました。
上質な梨地の生地に、地染めにも大変手をかけていらっしゃる事が一目でわかる、福田氏作品ならではの深みのある檜皮色がまず目に飛び込んできてうっとりとします。
すくっと天を目指すような勢いが感じられる孟宗竹の幹が代赭色と赤墨色のグラデーションで見事に描かれていますが、上の方は霞の中に消えていく様な幻想的な雰囲気も感じます。
一羽の雀が躍動感のある姿で細やかな刺繍で描かれていて、一見友禅かと見違えるほど写実的で思わず手で触れてみたくなりますが、それもはばかられるほどに不思議で神聖な美しさがあります。
力強く個性を感じられる作品ですが、着る方を包み込んでくれるあたたかさもあり、実際にお羽織りいただきますと品格のある素晴らしい佇まいとなり、早く身に纏ってどこか楽しい場所へお出かけしたくなります。
銀や白系の帯と合わされて緑系の帯締めですっきりとした4月や5月の装いも素敵ですし、秋には濃い色の帯合わせも良いですね。
今回別でご紹介させていただいております「あやなしどり」の本袋帯などもとても素敵かもしれません。
高級感があふれている事はもちろんですが、そればかりではなく着る人の心を和ませてくれて装いをお楽しみいただけるような、素晴らしいおすすめの逸品です。
未着用品。
檜皮色(ひわだいろ)は「#995b2e WEB色見本 原色大辞典」を、
代赭色(たいしゃいろ)は「#99461a WEB色見本 原色大辞典」を、
赤墨色は「#3f312b WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。 |