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【商品説明】
幸せな事に今年は個人的にも大好きな越後の織物をたくさんご紹介できそうで、今から嬉しく思っています。
5月29日からは「雪国から届いた 越後の織物展」として重要無形文化財の越後上布や小千谷の織物を取り揃え、また日本工芸会正会員・樋口隆司先生をお迎えしてのトークショーや麻を用いた「しつらえ」の提案のイベントなど盛りだくさんに企画をしています。
皆様と夏の装いのプランなど色々なお話をしていけたらと思っています。
イベント開催に向け、雪の深い3月に中島清志先生のご協力をいただいて六日町へ雪晒しの取材にも行ってきました。
そんな雪の深い神秘的な空間で創られる麻の織物の歴史は古く、日本人が生み出した素晴らしい宝物のような布のひとつと言えます。
取材の中で見せていただいた古い資料に感動し、また実際に携わっていらっしゃる方々のご苦労などに感心しました。
お聞きした様々な貴重なお話も順番にご紹介させていただきたいと思っています。
越後上布にはただ「綺麗ね、すごいね」といって身に着ける事が憚られるほどに高貴な輝きがあふれています。
こちらは細やかな絣が並んだ端正な古代越後上布のお着物です。
重要無形の手績みの苧麻を織り込んだ部分の節が美しくシンプルな亀甲の模様だからこそ糸の味わいがより感じられます。
手績みの苧麻が織られますと独特のうねりが現れ、それがまた一つの魅力となります。
藍の深い色とそこに並んだ細やかな亀甲の模様と独特の透明感、いつまでも手で触れていたい素敵な布です。
帯は何が良いでしょう。楽しい麻の型絵染や琉球紅型などももちろん合いますし、少し上級者的にすくい織の夏帯をされても格好良いですね。
帯締めは新橋色も綺麗だし、淡い生成りや鶸色も…と、イマジネーションが限りなく広がり夏が恋しくなります。
飽きの来ないシンプルさに上質さがプラスされて一生お付き合いできそうな魅力に引き付けられます。
7月のお出かけがさらに上等なものになりそうな、おすすめの夏の逸品です。
証紙有。 |
