【商品説明】
全国的にも梅雨を迎え、お着物シーズンも夏本番が近づいてまいりました。
こんな着物や帯がワードローブにあると暑い夏でも着物熱が上がりそう!と思えるものがたくさん集まりましたので、ご紹介させていただきたいと思います。
是非お見逃しなく!
藍の色も冴え冴えとし、そこに並ぶ小さな絣の愛らしさは微笑ましく、その絣のそれぞれにも絣の足が見えて愛らしく感じられます。
これがあの非常に高い技術と長い時間を要して作られる希少性の高い伝統的なお着物であるという事を忘れてしまいそうです。
雪国の根気強く精密な仕事に取り組める人々の手によって生まれる越後上布は北国の宝石のような布です。
広げて眺めますと、しっとりと流れるような曲線を描いて目の前にあるのが嬉しく思えるほどです。
今年は『雪国から届いた「越後の織物展」』を開催した事もあり、反物もたくさん揃いました。
『美しいキモノ』の誌上でもご紹介いただき、その中の一枚は鈴木保奈美さんがとても素敵に着こなしてページを飾ってくださいました。
3月には越後に出向き雪晒しも楽しく拝見する事ができ、良い夏のスタートとなりました。
毎年の事ですが、越後上布のお着物は手元にあると色々な事を思い起こさせるような感慨深い重厚さがあります。
1400年とも言われる歴史の中でその技術が連綿とつながれて現在ここにあると思えます。
個人的にも大好きなお着物のひとつですが、コスト的には決して安価ではありません。
それでもその魅力には勝てず、毎年たくさん揃えてご紹介したくなるような魅力があります。
出合える事が嬉しく、またご紹介できる事がとても嬉しいもののひとつです。
こちらのような伝統的な藍の地に小さな絣のものは、飽きの来ない定番的なお着物といえます。
年齢によって、またお出かけの場所によって帯合わせに変化をつけて色々とお楽しみいただけると思います。
上布に限らず、夏のお着物はシーズンの終わりに、それぞれの素材に合うお手入れをおすすめいたします。
そういった事でも長年のキャリアでお応えできますので、ご希望の方はお気軽にお尋ねくださいませ。
大切に長くご愛用していただきたい、おすすめの逸品です。 |