【商品説明】
普遍的な人気を誇る龍村平蔵製の帯には、一目見てそれとわかる個性があります。
それは満開の花が咲く「百花繚乱」の丸帯であっても、古い中国の風景を表したシックなものであっても、名物裂の復元のものであっても同じです。
四代に渡る長い歴史の中で色々と変化しつつも、基本的な色合いやクオリティが変わらないからかもしれません。
その人気も衰える事がなく、リクエストも多いです。
今回は普段にも取り入れていただきやすいと思われる2点をご紹介させていただきます。
こちらは約5色の色を使って、中心に流れる肥後煤竹色の縞を挟んで色々な細い縞が並び、所々にベージュの綾の横の縞が交差する「弥兵衛間道手」の袋帯です。
シンプルなものほどその完成度の高さが問われます。
たとえば日本工芸会正会員でその作品も人気の高い築城則子さんの小倉縞の作品も、非常に静かな佇まいですのにお締めいただきますと、やはりすぐにそうとわかる存在感とお洒落さがあります。
龍村平蔵さんの間道手のものはとても人気が高いのですが、手放される方が少ないため入荷も少なく、たまに出合う事ができますと、お探しの方に喜んでいただけてとても嬉しく思えます。
何にでも合わせる事ができそうなキャラメルのような渋紙色の地色にまず心弾みます。
使われている縞の肥後煤竹色、赤白橡色、ちょこっとアクセントに入れられた鉄紺色がとても素敵です。
一見シックに見えますが、お召しいただきますとその色の妙味が表れて、とても豪華で洗練された着こなしをお楽しみいただける事と思います。
未着用品。
渋紙色は「#66432e WEB色見本 原色大辞典」を、
肥後煤竹色(ひごすすたけいろ)は「#897858 WEB色見本 和色大辞典」を、
鉄紺色は「#101033 WEB色見本 原色大辞典」を、
赤白橡色(あかしろつるばみいろ)は「#b38c74 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
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