【商品説明】
ここのところ少しだけ涼しさを感じられる日もあってでしょうか。日本橋では着物のイベントが開催された事もあり、中にはお天気が悪く断念された方もいらっしゃいましたが、お着物姿の方をたくさん見る事ができて嬉しく思います。
10月から年末年始にかけては本格的なお着物でのお出かけも多くなるようです。
9月21日からは日本橋三越さんで「日本伝統工芸展」も始まり、店頭でも10月は『工芸作家作品展』を開催いたします。
秋の始まりのお知らせのひとつとして、楽しみに準備をさせていただいております。
そんな本格シーズンを迎える前に、少しフォーマルのお着物もご紹介させていただきたいと思います。
こちらは独特の個性的な高級感のある緑味の強い黄・女郎花色の地に白く霞暈しが入れられ、時代衣装の中の図案のような鳳凰と桐の花が手刺繍で描かれた素晴らしい訪問着のお着物です。
鳳凰というよりもおめかしをした立派なインコちゃんのようでとても可愛いお顔をしています。
桐唐草もそれに合わせて弾むような形をとっていて、古典の模様でありながらリズミカルな雰囲気となっています。
小附けの図柄ですが、お召しいただきますと地の色とともに霞暈しの効果で華やかなものとなります。
白地の帯ですとより華やかな着こなしをしていただけますし、古典の良さで黒地の唐織のものなどを合わされるのも良いかもしれません。
帯合わせは多様で、合わせ方によって印象が変わり着回しがきく部分があると思われます。
どっしりという言葉を使いたくなるような重みのある上質な生地で、光沢にも品質の良さがあふれ出ています。
改まったお席にも、観劇や鑑賞の会にも自信を持ってお出かけいただけるおすすめの一点です。
女郎花色(おみなえしいろ)は「#cccc7a WEB色見本 原色大辞典」を、
樺色は「#99462c WEB色見本 原色大辞典」を、
萌黄色は「#7d993d WEB色見本 原色大辞典」を、
水色は「#bce2e8 WEB色見本 和色大辞典」を、
濃鼠色は「#42394d WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
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