手織り縞紬着物
日本工芸会正会員 平山八重子作

商品番号 r1421
販売価格 有難うございました

身丈 169 cm 前巾 cm
裄丈 69.5 cm 後巾 cm
袖丈 49 cm

商品説明
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【商品説明】
今年もいよいよ9月21日から日本橋三越さんで「日本伝統工芸展」が始まりました。
毎回素晴らしい作品が一堂に会する様子に圧倒され、感動しますが、今回もたくさんの秀作が飾られている事と思います。
いつも大好きな作家さんの作品のところに飛んで行って楽しみに拝見していますが、あまりにたくさんの展示があって時間切れになってしまいますし、素敵な作品が多く少し混乱してしまいます。
今年も平山八重子さんの「潮騒の唄」という吉野織のきれいなブルーの作品が入選されています。
伝統工芸展では斬新で個性的な図案が連続する絣の模様や、今回のような段替わりの絵羽紬のような作品をご出品されているようですが、こういったシンプルな縞の作品も素晴らしいものをたくさんつくられています。
藍の濃淡のものや、草木の色の魅力を素敵な組み合わせで並べられた縞など、すぐに身に纏いたくなるような不思議な魅力にあふれています。
こちらは利休白茶色の地で、まず目に入るのは濃い紫の3本の縞の糸ですが、その3本はすべて色が違っています。
濃鼠色と滅紫色の少し違うトーンの紫の間に、もう少し赤紫に近い葡萄色が置かれています。
その色の違いが面白いニュアンスを醸し出しています。
桑茶色から生成りのグラデーションがそこに並び、地織の無地に見える部分にもまた少し違う灰汁色の縞が1本通っているという、こだわりのデザインとなっています。
それらが集まって全体が美しいシンプルな縞のお着物として完成されてとても素敵です。
出合ってしまったら絶対身に着けてみたいと思いますし、こんなお着物が箪笥の引き出しに入っているだけで嬉しくなってしまいそうです。
もう少し秋が深まった頃に、大好きな帯と合わせて街へお出かけいただきたいおすすめの逸品です。
利休白茶色は「#b3ada0 WEB色見本」を、
桑茶色は「#956f29 WEB色見本」を、
灰汁色(あくいろ)は「#9e9478 WEB色見本」を、
濃鼠色は「#42394d WEB色見本」を、
滅紫色(けしむらさきいろ)は「#332631 WEB色見本」を、
葡萄色(えびいろ)は「#330113 WEB色見本」をご参照下さい。