【商品説明】
これからの季節、そして年末年始に多くなるのではないかと思われるフォーマルのお席やイベントへのお出かけに最適なお着物を少しずつご紹介させていただきたいと思います。
こちらはどっしりとした重厚な質感の生地に肩口から裾にかけて大胆な構図で枝を伸ばし、たっぷりとした大輪の花を咲かせる大牡丹の花が描かれた図案の豪華絢爛な雰囲気の訪問着のお着物です。
牡丹の花はコクのある赤茶色の濃淡と狐色と白で描かれ、さらに花は鮫小紋や水玉、花唐草、横縞などたくさんの種類の細やかな模様の金彩で彩られ、部分的に刺繍や金駒の縁取りも施された大変ボリューム感のあるものとなっています。
そばに寄り添う葉は対照的に、とてもシックな色使いの緑系の柳煤竹色、 空五倍子色などで描かれ、ポイントに入れられたトーンの違う御召茶色の緑がきりりとしたアクセントになって華やかなお花を引き立てています。
上質な黒の地に非常に美しく模様が映えて、見ごたえのある訪問着のお着物として格の高さを誇っています。
川島織物製の丸帯や龍村平蔵製クラスの帯を合わせられてもしっかりと受け止める力を持っています。
名物裂の「二重蔓牡丹唐草」模様の帯などを合わされるのもまた面白いかもしれません。
第一礼装としてお召しいただいても自信を持ってご出席いただける、近年ではなかなか出合う事のないような大変おすすめの逸品です。
未着用品。
赤茶色は「#99452b WEB色見本」を、
狐色は「#c38743 WEB色見本」を、
赤紅色は「#c53d43 WEB色見本」を、
柳煤竹色(やなぎすすたけいろ)は「#5b6356 WEB色見本」を、
空五倍子色(うつぶしいろ)は「#9d896c WEB色見本」を、
御召茶色は「#43676b WEB色見本」をご参照下さい。
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