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【商品説明】
夢と物語性のある図柄を岩井調といいますか、独特の上品なまとめられ方といいますか、いつも洗練された素敵なデザインと色使いで思わず欲しくなってしまう、素晴らしい作家さんだと思います。
春の和光さんの個展でもたくさんのファンの方が集まってワイワイお買い物を楽しまれていましたし、先日の日本橋三越さんの特選サロンでの展示会でも、先生とお話をしている暇がないほどに引っ張りだこでした。
そういったファンを魅了し続ける作品を次々と発表される岩井さんのエネルギッシュさに、本当にすごい方だと改めて驚きます。
日本橋三越さんでの「伝統工芸展」にも素敵な丸い柄の綺麗な緑の作品が入選されていらっしゃいました。
そのときに「今年は和光もあったし、とても忙しくてもう少しこうしたかったとかあるのよ」とお話されていましたが、私はとても新鮮である意味斬新で元気の良い作品だと思いました。
こちらは肩は浅黄色、胴は青鈍色、裾は柴染色と大胆に3種類の絞りで染め分けられた地に、小さなサクラソウやイヌタデのようなお花と小さな鳥が型絵染された訪問着附けのお着物です。
柄の部分はシンプルな色使いで山野草と鳥が遊ぶ野の風景のように見えますが、図案的には正倉院の花鳥文様を思い出す格調の高さがあります。
その辺りが先生の作品ならではの個性なのかとも思いました。
胴から裾はシックなトーンの色ですが、肩口の方はお顔の色が綺麗に見える明るい浅黄色を配置されている事で全体が華やかな印象になり、それが心憎く思えました。
暈しの染めは訪問着附けになっていますが、礼装よりも少しカジュアルな着こなしで観劇やお食事の会、年末のお集まりなどにお召しになるのも素敵だと思います。
洛風林さんの正倉院模様をアレンジした袋帯などが素敵に合いそうです。
何枚でも持っていたいと思える、岩井先生の素敵なおすすめの作品です。
お仕立替え済。
裾の色、柴染色（ふしぞめいろ）は「#80644f WEB色見本」を、
胴の色、青鈍色（あおにびいろ）は「#627a66 WEB色見本」を、
肩の色、浅黄色（うすきいろ）は「#ccb58b WEB色見本」を、
花と鳥、黒鳶色（くろとびいろ）は「#432f2f WEB色見本」をご参照下さい。
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