【商品説明】
ここのところ気温も下がり、京都の紅葉もほぼ終わったようで、街は秋から冬へ移りつつある様子が感じられます。
そんな季節に少しほっこりとしたアイテムを何点かご紹介させていただきたいと思います。
ニットで言えばカシミアのふっくらとした、そしてしっとりと落ち着きのある質感を思い浮かべるようなシックな色使いの本場結城紬のお着物です。
藍味の感じられる明るいグレー・藍鼠色の地に、小豆色の小さな蚊絣が並んで変り格子の形がとられ、その間に100亀甲の絣が黒で織り出されたとても凝った模様の結城紬です。
格子の形が経に細長く、その中の亀甲絣も上下の端が暈しのように消えていく形に織られていて、全体的にスマートさが感じられます。
地の色と小豆色、そして亀甲の黒とのバランスが素敵です。
季節のモチーフの染めの帯や、吉野格子や間道などの工芸的な帯を合わされて、綺麗な色の小物で引き締めてコーディネートされますと、大人の上質でお洒落な着こなしを実現してくれそうです。
モノトーンで決められるのも格好良いですし、意外と明るい茶系や藍系、紫系もお洒落です。
着こなしのアレンジをお楽しみいただけるベーシックな雰囲気のある、長くお付き合いいただけそうなお着物です。
お仕立替え済。
藍鼠色(あいねずいろ)は「#819FA5 color-sample.com」を、
小豆色は「#864944 color-sample.com」をご参照下さい。
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