【商品説明】
重要無形文化財「有職織物」保持者・喜多川俵二作。
お父様であり、同じく人間国宝であった喜多川平朗氏と共に、長きに渡って有職織物の伝統を守りながら研究を重ね、数々の作品を世に出され、その品格のある作品には根強いファンが多くいらっしゃいます。
それは伝統的なものが持つ変わらない良さと飽きる事のない魅力をもち、例えばフォーマルのお席でもお茶席でも、着る人を有職文様ならではの力強さでぐっと華やかにそして上品に引き立て、目を引く存在感があるからかもしれません。
こちらは小葵文の変形のような、葉をつけた蔓が経涌の形に大胆にとられ、その中に八重に咲く花が描かれた文様です。
八重の花が2色の糸で織り出され、このタイプの有職文様の袋帯としては少し珍しく、華やかさがあります。
もう一点の作品と同じく、訪問着や附下、色無地、江戸小紋、格高小紋などのお着物と合わせてフォーマル用として品格のある装いを演出し、色々な場面で活躍してくれそうです。
堅すぎない模様ですので、光沢のある絵羽附けのお召織のお着物などとも綺麗に合いそうです。
伝統的な良さに華やかさが加わった、美しいおすすめの逸品です。
未着用品。
今回はこちらのほかにもう一点、「亀甲菱に羊歯文」袋帯が入荷しています。
地の色は練色(ねりいろ)「#FAE3BE color-sample.com」を、
花の色は茄子紺色「#331936 color-sample.com」、
草色「#627842 color-sample.com」、
鉛丹色(えんたんいろ)「#D67568の色見本 color-sample.com」を、
蔓の色は刈安色「#ECDB71 color-sample.com」をご参照下さい。
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