【商品説明】
長いお休みをいただいておりますが、その間に8月後半に向けてご紹介したいお着物や帯の準備を進めております。
こちらは夏結城の綾織の生地に、人間国宝である児玉博氏が彫られた型を使って染められた江戸小紋のお着物です。
縞の種類を数えてみたのですが、20種類くらいまでしか数えられず、その先は断念してしまいました。
万筋の細い縞がベースとなって、太く細く様々な表情の縞が染められています。
シックなモノトーンでありながら縞の見せる変化が面白く、大変お洒落で高級感のあるものとなっています。
襦袢を綺麗な色のものにしていただいて、個性的な着こなしをされるのも素敵です。
格調の高さがあり、決して強い印象になりすぎたり、粋になりすぎたりという事はなく、着る人に寄り添う雰囲気のあるお着物です。
お洒落着として型絵の名古屋帯を合わせた華やかな着こなしでも、友禅や格の高い織の帯を合わせた少々かしこまった着こなしでも、十分に応えてくれる力があります。
近年は秋の気温が高く、薄物単衣の出番が多くなっており、透け感があまり強くないこういった素材は重宝します。
さらにその生地にこんなお洒落な江戸小紋が染められていますので、ご自分らしいコーディネートを色々と楽しみながら、上質さも味わっていただきたいと思います。
未着用品。
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