【商品説明】
豊臣秀吉の所用とされる重要文化財「鳥獣文様綴織陣羽織」に取材したと思われる、山口美術織物謹製の豪華な袋帯です。
北政所が豊臣秀吉の菩提を弔うために創建した高台寺に所蔵されているものですが、応仁の乱で焼失した染織品は多く、現存するものが少ないようです。
また京都の織物製造業は一度かなり衰退し、代わって外国からの舶載裂が珍重されたようで、こちらのオリジナルもポルトガル船によって日本に渡ってきたペルシャの織物を基に陣羽織を制作されたようです。
ペルシャの伝統的な文様である獅子が獲物に襲いかかる図となっています。
それを山口美術織物さんが帯という形にアレンジして織り出されたもので、綴れの地を細やかな金糸で、鮮やかな文様を箔糸や錦で織り出し、どこか異国情緒あふれる素敵な模様となっています。
裏地は豊臣秀吉にちなんで千成瓢箪の地紋となっている事も心憎く思えます。
フォーマルのお召し物に合わせていただきますと、ゴージャスで格調高さのある装いを実現してくれます。
何色もの糸が織り成すオリエンタルな文様に個性のあふれるおすすめの逸品です。
未着用品。
鉄色は「#28443E color-sample.com」を、
甕覗色(かめのぞきいろ)は「#91D0CD color-sample.com」を、
小豆色は「#843B36 color-sample.com」を、
茜色は「#82232B color-sample.com」をご参照下さい。
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