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【商品説明】
今回の『秋のよそほひ展』にはお着物を２点、名古屋帯を１点ご紹介させていただいております、京友禅の大家で文政年間から代々続く老舗染織工房を1995年に継がれた五代目田畑喜八氏の作品です。
この機会にそれぞれの作品が持つ違った個性をご覧いただくのも良いのではないかと思います。
しかしながらどの作品にも、一目見て田畑氏の作品とわかる特徴が見られる事も素晴らしいです。
こちらのお着物は渋めの色使いで静かな印象に見えますが、下前からのびやかに枝を張る槍梅の躍動感と、上前の桜、菊、菖蒲、牡丹の花のひっそりと置かれたような佇まいとの対照が大変面白い、洒脱で洗練されたお着物です。
地の赤味のあるベージュ・胡桃染色と模様の藍の濃淡との組み合わせは独特のもので、藍色の友禅には伝統的なものが持つ落ち着きと品格があり、たまらなく素敵です。
かなりボリューム感のある袋帯までお合わせいただけます。
反対に、有職文様や名物裂のような柄のものも綺麗に合い、きっと個性的で素晴らしい装いを実現してくれる事でしょう。
お仕立て替え済。
地の色は胡桃染色「#a58f86 color-sample.com」、
模様の色は青藍色（せいらんいろ）「#3c5678 color-sample.com」、
紺色「#243A5E color-sample.com」をご参照下さい。
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