【商品説明】
別でご紹介しています大彦製の帯と同じく豪華な染めと刺繍の帯ですが、また違った個性を持ったものですのでご紹介させていただきます。
濃い紫色に地染めされているのですが、こちらは上質な結城紬を使用されているようで、やや抑えた印象の発色となっています。
大ぶりで立派な枝を広げる松の木が緑系の濃淡で刺繍され、そこに絡まる蔦の葉が描かれていますが、その図案は古い友禅の小袖などにも使われていて、それだけでも風情を感じられるものとなっています。
中心には大きな几帳が描かれ、非常に細かい線で金彩が施されています。
それによって御簾の広い面の部分に奥行きが感じられるようです。
色とりどりに描かれた秋草には疋田模様も加わってボリューム感があり、お召しいただきますとその模様がぐっと浮き上がって大変豪華で見ごたえのあるものとなるでしょう。
こんなこっくりとした色使いの帯を締めて、早くお出かけしたい、早く「秋よ来い」などと思ってしまうとても素敵な一点です。
未着用品。
地の色は似せ紫色(にせむらさきいろ)「#33232a color-sample.com」、
几帳の色は丁子茶色(ちょうじちゃいろ)「#b4866b color-sample.com」、
草花の色は赤褐色(せっかっしょく)「#683f36 color-sample.com」、
薄花色「#4e6780 color-sample.com」、
白橡色(しろつるばみいろ)「#cbb994 color-sample.com」、
青鈍色(あおにびいろ)「#6b7b6e color-sample.com」、
老竹色(おいたけいろ)「#536646 color-sample.com」をご参照下さい。
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