【商品説明】
重要無形文化財「紬織」技術保持者、志村ふくみさん作の草木染手織紬の名古屋帯の作品です。
黒地に茜色系の濃淡の太い縞と細い縞が交差する格子の模様となっていますが、太鼓などのポイントの部分の緯糸にかなり太い糸が織り込まれていて、ロートン織のような変化があります。
その部分に重なる経糸が盛り上がってまた違った光沢を持ち、格子の模様に素敵なアクセントをつけているようです。
絶妙に計算された優れたデザインから生まれている事がはっきりとわかる素晴らしい作品です。
シンプルな色使いの格子模様の中に、厳しい冬の寒さの中で凛と咲く椿の花をイメージさせられると事に不思議な感動を覚え、どんなお着物に合わせてみましょうかとわくわくしてしまいます。
静かな佇まいの中に存在感が溢れる素晴らしい逸品です。
地の色は黒色「#000000 color-sample.com」、
格子の色は遠州茶色「#805242 color-sample.com」、
紅樺色「#803b32 color-sample.com」をご参照下さい。
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