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【商品説明】
重要無形文化財「型絵染」技術保持者、故・芹沢銈介作。
着物の世界にとどまらず、多くの方が一度はそのお名前を耳にし、作品や関連するデザインをどこかで目にされて、おそらく染織の人間国宝の中でお名前を知っている方が最も多い作家さんかと思います。
それは一度目にすると頭の中のどこかに残ってしまうような独創的な作品や、日本人の生活空間の中に溶け込むどこか懐かしい不思議な力を持つ作品が多いからかもしれません。
また男性のファンが多い事も一つの特徴と思われます。
こちらは松竹梅をディフォルメされたような面白いかたちの木が並ぶ様子を切り絵調の型絵染で描いた、優れたデザインの中にどこかユーモアを感じさせるような、芹沢氏作品ならではの雰囲気を持つ素敵なお着物です。
きっぱりとした色使いが心地よく、それでいて実際に身に着けると決してきつい印象にはならないモノトーンとなっています。
こちらの図案は白洲正子さんのワードローブにも見られるもので、色違いのようです。
余計なものを省いた潔さと、ずば抜けたデザイン力、そして着る人にやさしい心使いとが感じられる希少な逸品です。
未着用品。
地の色は鉄黒色「#1a110d color-sample.com」、
模様の色は赤墨色「#402e26 color-sample.com」をご参照下さい。
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