【商品説明】
龍村平蔵氏は、大正時代に日常に着られていた帯を、独自の研究を重ね美術的価値のある織物へと高める事に貢献されました。
数々の独創的なデザインを発表される中、昭和の初期に新作として出された「威毛錦」は長く人々に愛され、現在でも人気の高い図案の一つです。
現在は4代目まで受け継がれていますが、各代や作られた年代によって少しずつ色の違いがあるようです。
威(おどし)とは、甲冑の構成に必要な小さな板のようなものを繋ぎ合わせるために紐でつないだ「緒通し」から生じた言葉とされ、その威し綴った緒がたくさん並ぶ様子が鳥の羽根に似ているところから「威毛(おどしげ)」と呼ばれるようです。
武家の戦場における晴れの装束でもある所以からか、どこか格調の高さと威厳のようなものが感じられる事も人気の要因かもしれません。
華やかでいてきりりとした格好の良さがありますので、フォーマルの装いにも個性的な雰囲気を演出する事ができます。
黒の繻子の生地に金糸をあしらわれた赤、紫、緑、青と色とりどりの紐の色も鮮やかに目に映る美しいおすすめの逸品です。
この春は龍村平藏製の「日野間道」や「鶴ケ岡間道」をはじめ、龍村製の袋帯がこのほかにも数点入荷しております。
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蒲葡色(えびぞめいろ)「#7a4171 color-sample.com」、
紺碧色(こんぺきいろ)「#007bbb color-sample.com」、
赤丹色(あかにいろ)「#ce5242 color-sample.com」、
白緑色(びゃくろくいろ)「#d6e9ca color-sample.com」をご参照下さい。
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