【商品説明】
いつもその独創的な意匠と、多色の糸や箔糸を駆使した技術と品質に圧倒される龍村平蔵製の作品ですが、そのタイトルにもどこかロマンがあり、由来などを調べる事も楽しみの一つです。
こちらは「敦煌霊鳥文」とあるように、1600年前にシルクロードに栄えた古代都市「敦煌」の莫高窟(ばっこうくつ)を華やかに彩る壁画から取材したデザインのようです。
段によって変わる図案は、ひとつは尊く不思議な力を持つとされる霊鳥である鳳凰を描いたもの、もう一つはやはり莫高窟壁画に見られる、仏教画に描かれる諸仏の周りを飛ぶ飛天の衣のような模様が極彩色で描かれたものとなっています。
極彩色で個性的な色ばかりを使われているにも関わらず、全体は美しくまとまり、品格と存在感を生み出していて、古代のロマンへ誘う重厚さのある素敵な帯です。
壮大なテーマを帯という小さな世界に表現し、様々な要素を盛り込むという事を成し遂げられた龍村平蔵氏の功績は素晴らしいものだと改めて感動させられる力強さがあります。
第一礼装でのお席への装いに自信と格式を持ってご参加できるおすすめの逸品です。
未着用品。
淡萌黄色「#93ca76 color-sample.com」、
藍色「#165e83 color-sample.com」、
真朱色(まそおいろ)「#ec6d71 color-sample.com」、
青藤色「#84a2d4 color-sample.com」、
桔梗色「#444280 color-sample.com」、
空色「#a0d8ef color-sample.com」をご参照下さい。
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