【商品説明】
静かな佇まいの中に圧倒されるような存在感と品格とを持ち合わせたこちらのお着物は、制作過程で何ひとつ手を抜かないとお話をされる人間国宝・福田喜重さんの作品です。
地染めをされる事ひとつにおいても何度も染めと蒸しを繰り返して納得がいくまで色出しをされ、暈しは鹿の毛の刷毛で何時間もかけて染め重ねていかれます。
昨年お訪ねしました折にも、夏の暑い時期に冷房も何もないところでその作業を行われていました。
さらに繊細な摺箔で驚くほどに細やかな紙吹雪が散らされ、松葉や木の葉が折り重なるように描かれています。
刺繍はふっくらと施され、吹寄せられた紅葉やイチョウの葉が躍動感あふれるものとなっているようです。
実際にお召しいただきますと、その図柄が生きているかのように裾を覆い、見事な着姿を実現してくれます。
今回のイベントでは、こちらのお着物にとても合いそうな、同じく人間国宝である北村武資さんの経錦の袋帯も入荷しております。
秋からの礼装でのご出席のご予定がおありの方には是非ご覧いただきたい、最高のフォーマルの装いをお楽しみいただけそうなおすすめの逸品です。
共の生地の白橡色の八掛には、びっしりと小さな銀杏の葉が摺箔で染められています。
地の色は柳茶色「#a2a383 color-sample.com」、
暈しの色は鶸茶色(ひわちゃいろ)「#666346 color-sample.com」、
刺繍の色は灰茶色「#98623c color-sample.com」、
栗梅色「#852e19 color-sample.com」、
青鈍色(あおにびいろ)「#59665b color-sample.com」、
八掛の色は白橡色(しろつるばみいろ)「#ccbea3 color-sample.com」をご参照下さい。
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