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帝王紫手描袋帯
じゅらく製

商品番号 r1692
未着用品
販売価格 有難うございました

【商品説明】
細かな網代の文様の地織の生地に、メキシコに生息するヒメサレイシから採った染液で古代文様を手描きで描いた帝王紫の袋帯です。
故・吉岡常雄さんが、メキシコを訪れこういった染色方法が用いられた経緯などを詳しく書かれた本がありますが、その流れを汲んだじゅらくさんの作品のひとつだと思います。
現在ではメキシコでもヒメサレイシを採る事が禁じられたと聞きましたので、貝紫の作品の希少性も高くなってしまいました。
日本でも貝紫で染めていた歴史的な資料があり、それを長年研究されている染織家に宮崎の秋山眞和さんがいらっしゃいます。
国産の貝紫はアカニシ貝の種類の貝から染められます。
その工程も非常に多く複雑で、やはり古くから皇帝の色とされていた紫は染める事が大変だったのだと改めて思います。
こちらは段変りに蔓草や幾何学の模様が描かれ、どこか古代へのロマンを感じるものとなっていて素敵です。
現在となっては希少性が高く、そしてお洒落なおすすめの一点です。
紫鳶色「#5e3945　color-sample.com」をご参照下さい。