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【商品説明】
品格と清々しさのある上野街子さんの茶屋辻の訪問着のお着物ですが、この静かな時間が流れているような独特の雰囲気はどうやって醸し出され、京友禅の中でも一目見てそれとわかる個性はどのように生み出されるのか、いつも不思議に思えてなりません。
友禅の糸目は驚くほど細く繊細で、色使いも淡色でまとめられているのに、しっかりとした模様の存在感があり、品のある華やかさがあふれています。
こちらのお着物は上前から下前に向かって梅の古木が枝を広げ、白いお花がたわわに咲いています。
少し珍しい構図といえるかもしれませんが、それによって遠近感が生まれ、朝もやのかかった松林や家並みが遠くまで広がっていく様子が暈しも加えられながらうまく表現されているようです。
菊のお花の形にも特徴が見られ、全体に流れる空気感にも上野さんらしさが感じられます。
年末年始のフォーマル用の良いお着物をお探しの方には是非ご覧いただきたいおすすめの逸品です。
お仕立て替え済。
地の色は水浅葱色「#A7C2BF color-sample.com」、
茶屋辻の色は半色（はしたいろ）「#8A7698 color-sample.com」、
薄色「#A89DA8 color-sample.com」、
菊の色は藍鼠色「#6F949B color-sample.com」
をご参照下さい。 |
