【商品説明】
最近ではとても少なくなった、非常に個性的で大胆な構図にボリューム感のあるお着物のご紹介です。
朱寄りのベージュ・砥粉色の沙綾型の地紋がある生地に、上前に築山のようなものが重なって描かれていますが、少し強い色使いでどっしりとした存在感を現しています。
その傍らに清らかに川が流れ、草花が自生する様子が友禅と刺繍で描かれたものです。
松の葉の苔色の刺繍もぽってりとして思わず手で触れてみたくなります。
絡まる蔦の葉は檜皮色に刺繍され、山里の空気が伝わってくるようです。
椎の木や、槇の木でしょうか、透明感のある淡い水色で葉が彩色されている事で抜け感があり、全体を重苦しい雰囲気にしない事に貢献しているように見えます。
それでいて個性に溢れ、重厚さと上等感にあふれたゴージャスなお着物です。
かなりの重めの龍村さんなどの袋帯もしっかりと受け入れてくれそうですし、反対にシンプルな色使いの手機の上質な帯とも綺麗に合いそうです。
これからの季節、そして年末年始のフォーマルの場面にお召しいただきたいおすすめの逸品です。
お仕立て替え済。
地の色は砥粉色(とのこいろ)「#e6cfa1 color-sample.com」、
岩の色は唐茶色「#78503c color-sample.com」、
空五倍子色(うつぶしいろ)「#9d896c color-sample.com」、
松の色は苔色「#3d4d10 color-sample.com」、
蔦の色は檜皮色(ひわだいろ)「#965036 color-sample.com」
をご参照下さい。 |