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【商品説明】
沖縄の染織文化は本当に多彩で幅広く、長い歴史の中で独特の進化を遂げ、高い完成度で人々を魅了します。
その代表的なもののひとつでもある紅型染も歴史が古く、戦争という厳しい環境の中でも伝統を守り続け、今日までそれを伝え続けられた紅型三宗家の一つである城間家の15代当主・城間栄順氏作の作品です。
浅く明るい緑・緑青色の地に、籠に入った蘭のお花やリボンで結ばれた菖蒲の花、水仙や桜など色々な種類のお花が描かれた総柄の小紋のお着物です。
紅型の小紋としては珍しい色使いかもしれませんが、むしろ取り入れていただきやすい色なのではないでしょうか。
城間さんの作品の中ではモチーフも珍しいといえ、当店が名古屋帯に染め出しをお願いした帯地も「未仕立帯」のページにご紹介しています。
ブーケのようなお花が散りばめられ、うきうきとするようなリズム感のあるお着物ですが、帯合わせは中の一色を取って紫鳶色系にされますとちょっとシックにもなりますし、黄唐茶色系を合わされますと元気の良いイメージになります。
紅型染めは他の染めにはない独特の個性と魅力がありますが、それはまた作者による違いも大きく、紅型に出会うたびに面白く感じられます。
リボンの存在がアクセントとなってやわらかい個性があふれるおすすめの逸品です。
お仕立て替え済。
地の色は緑青色（ろくしょういろ）「#3d664b color-sample.com」、
花の色は紫鳶「#4d343c color-sample.com」、
藍色「#0d374d color-sample.com」、
葉の色は松葉色「#404d2d color-sample.com」、
百入茶（ももしおちゃ）「#1f3134 color-sample.com」、
リボンの色は黄唐茶（きがらちゃ）「#b98c46 color-sample.com」をご参照下さい。
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