【商品説明】
ひたすら本物の藍染めを長年続け、その道を極めてこられた松原家。
その中でもさらにシンプルな縞や曲線を一番素敵になるように活かされた素晴らしい作品をつくり続けていらっしゃる、江戸川区指定無形文化財・工芸技術保持者で日本工芸会正会員でもある松原孝司氏の作品です。
こちらは第52回東日本伝統工芸展(平成24年)の入選作品です。
表と裏を別の柄に染める「裏変わり」、細かな紋様に糊付けして乾かした後にもう一枚の型を重ねる「追っかけ(二枚型)」といったように長板染にも色々な技法がありますが、どれも熟練の技術と非常に細密な作業を長時間続ける情熱と根気が必要となります。
シンプルな波の線を何度も染め重ねて現れる藍の濃淡の妙味と、それに絡まるように染められた丹殻の赤味のある薄茶色が素敵なハーモニーを醸し出していて、タイトルの通り彩(いろ)が遊んでいるかのようです。
こちらの作品も「裏変わり」の両面染となっていて、可愛い水玉模様が染められていますので、将来的に単衣にされるのも良いかもしれません。
全体の様子はウェブのお写真ではイメージが伝わらないかもしれませんが、藍染めの魅力を全身で感じられるような個性溢れる素晴らしい作品です。
また上質さがひしひしと伝わってくる迫力もあります。
手仕事の華のような素敵なおすすめの逸品です。
急ぎご紹介させていただきたく思い、裄丈がオリジナルのままとなっておりますが、ご希望があれば裄出し加工等も当店で承ります。
お気軽にご相談くださいませ。
水浅葱色「#80aba9 color-sample.com」、
薄縹色(うすはなだいろ)「#3e6280 color-sample.com」、
赤白橡色(あかしろつるばみいろ)「#b38c74 color-sample.com」
をご参照下さい。
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