【商品説明】
冴え冴えとした中くらいの明るさの藍・留紺色の地に、全体に斜めの線を描く形にジャスミンのお花が染め抜かれ、裾周りには彩色が施された藍型染めの作品です。
田中さんは東京生まれで、1966年に早稲田大学第一文学部文学科美術専修を卒業され、93年から故・松原利男氏、松原伸生氏に師事して藍染を習得されました。
その後ご自身の工房を開かれ、数々の作品を個展などでも発表され、日本伝統工芸展にも入選を重ねられ各賞も受賞されています。
こちらの「夏隣」も第56回日本伝統工芸展の入選作品となっています。
女性らしい目線のたおやかな草木の枝の動きや、季節を表わした作品は素晴らしく、藍染ならではの清々しい美しさに溢れています。
こちらは裾周りだけに濃い藍色と墨色で木の幹や葉を彩色されていて、訪問着付けの柄配置となっている事でさらなにゴージャスな雰囲気が現れているようです。
ただお着物をというのではなく、作品を身に着けるという素敵な緊張感を感じられるのもなんだか嬉しく思えます。
藍と白のコントラストが鮮明で白いお花の可憐さが際立つ、藍型染めならではの最高にお洒落なおすすめの逸品です。
未着用品。
地の色は留紺(とめこん)「#1f2d4d color-sample.com」、
幹の色は濃藍(こいあい)「#050b1a color-sample.com」、
葉の色は墨「#595857 color-sample.com」、
紺青(こんじょう)「#060c1a color-sample.com」
花の色は白練(しろねり)「#f3f3f2 color-sample.com」をご参照下さい。 |