【商品説明】
野山に咲く草花などをモチーフにされて、品格のある色使いとデザインでつくられる独特の優しさあふれる素晴らしい作品は、多くのファンを魅了し続けています。
私自身も熱烈なファンの一人で、日本伝統工芸会の展覧会などでも毎回先生の作品を楽しみに拝見しています。
こちらは緯に少し違った風合いの紬糸が縞のように織り込まれた灰白色の生地が、霞色の暈しで地染めされ、そこに満開の桜が浅蘇芳色を中心に濃淡で敷き詰められたように染められた見事な作品です。
濃い浅蘇芳色、鴇浅葱色、長春色の桜の花が重なるように描かれ、影のように染められた錆鉄御納戸色が綺麗なピンクを引き立てているように見えます。
岩井さんの型絵染は友禅のような繊細さがあり、それは顔料に工夫をされているからだそうですが、色使いのお洒落さと相まって独特の世界観が広がります。
今回はもう一点、菜の花モチーフの作品も入荷いたしております。
洗練された型絵染の魅力をご覧いただきたいと思います。
地の色は霞色「#c8c2c6 color-sample.com」、
灰白色(かいはくしょく)「#e9e4d4 color-sample.com」、
桜の色は浅蘇芳「#803345 color-sample.com」、
鴇浅葱(ときあさぎ)「#99726e color-sample.com」、
長春色(ちょうしゅんいろ)「#c97586 color-sample.com」、
錆鉄御納戸「#485859 color-sample.com」
をご参照下さい。
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