【商品説明】
現国画会会員で人気の高い小島貞二さんのお父様であり、昭和の型絵染作家の第一人者のお一人である故・小島悳次郎さん作の名古屋帯の作品です。
昭和17年より芹沢門下に入られ、その後戦争を挟んで非常にご苦労をされながらもその中で独自の研究創作を続けられ、後世に残る数々の素晴らしい作品を残されました。
こちらは代表作にも使われているデザインである縄の形に絞り染めをされたものに、小さな小紋や「いろは」の文字を型絵染で染められた紬の名古屋帯です。
生成りの座繰りの紬地に冴え冴えと紅鳶色と丁字染色が染められ、きっぱりとした力強さとデザインの格好良さがあります。
そこにあしらわれた花緑青色のアクセントが型絵染ならではの発色の元気よさとお洒落さを醸し出しています。
20年も前の作品とは思えないような顔料の光沢で出来立てのようにフレッシュです。
お気に入りの紬のお着物にお合わせいただきますと、格段の個性が現れていつもと違った気分でお出かけしていただけそうです。
紅鳶「#66312a color-sample.com」、
丁字染(ちょうじぞめ)「#ad7d4c color-sample.com」、
花緑青(はなろくしょう)「#00a381 color-sample.com」、
留紺(とめこん)「#17284d color-sample.com」、
紅樺色「#99473c color-sample.com」
をご参照下さい。
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