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【商品説明】
真綿の糸を草木で染め、手括りの絣糸で手織りで織られる郡上紬は独特の個性を持っています。
こちらは藍よりのグレー・藍墨茶色の地にかすれたような濃淡で大きな十字の絣が織り出されたものです。
大きな十字絣は、郡上紬が全国に普及する前の時代、地元の人のために織られていた本来代表的な柄と言っても良いかもしれません。
地色より濃い藍鼠・青褐色と、濃い赤茶・憲法色の糸で太く細く絣が織り出され、変化のある模様となっています。
実際にお召しいただきますと、その十字絣の模様がリズミカルで楽しいものとして目に入ります。
細い縞の束のような部分に郡上紬らしさがより感じられ、同系色の濃淡に濃い茶色が素敵なアクセントとなっています。
季節のモチーフの染めの帯や、型絵染、紅型の名古屋帯、またお洒落袋帯や紬の変わり織の八寸名古屋帯など、コーディネートのイメージも色々と広がります。
この地色ですと色合わせも範囲が広く、淡色系でも濃い色でもお手持ちの帯を載せてみられると楽しいのではないでしょうか。
工芸的な味わいを持ちながらスマートな色使いと模様が素敵な大変おすすめの逸品です。
未着用品。
地の色は藍墨茶「#5e6266 color-sample.com」、
絣の色は青褐（あおかち）「#393e4f color-sample.com」、
憲法色「#543f32 color-sample.com」をご参照下さい。
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