【商品説明】
グレー味のある藤色・葡萄鼠色の縮緬地の全体に、墨書きのような線で桐とサクラソウのようなお花が描かれ、雲取りの染め分けで大胆な調子に辻が花の模様が染められた訪問着のお着物です。
久呂田さん作品らしい個性的な色使いで、メリハリのきいた格好良さが感じられ、全体的には少し渋めの色使いですが、構図や柄部分の多さから大変華やかなものとなっています。
無地部分に描かれた墨の線と暈しがお着物に奥行きを生んでいて、実際にお召しいただきますと濃い黒鳶色の辻が花の模様がぐっと浮き出てきます。
帯合わせはそう難しくなく、龍村さんなどのボリューム感のあるバンとしたものから、名物裂的な時代感のあるもの、また間道手の物も綺麗に合いそうです。
フォーマルのお席でも、桃山の小袖を思わせるような雅な印象とモダンな色使いが目を引くおすすめの一点です。
お仕立て替え済。
地の色は葡萄鼠「#806674 color-sample.com」、
辻が花の色は黒鳶「#332424 color-sample.com」、
亜麻色「#d6c6af color-sample.com」、
丁子茶(ちょうじちゃ)「#805e4b color-sample.com」、
藍墨茶「#474a4d color-sample.com」
をご参照下さい。 |