【商品説明】
やわらかさのあるベージュ・練色の地に、ロートン織がひと幅に8つのグループに分けられて4色の糸で織り出され、肩口と袖、身頃の裾の部分に、そのロートン織と同じ色の四角の絣が配置された絵羽紬のお着物です。
ロートンには強弱が付けられていて、目の大きいところは光沢があり、その強弱の変化が面白く、そういった細やかな部分にも作者のこだわりが見え隠れします。
草木と思われる糸で暈しのように織られた四角の絣は、実際にお召しいただきますと、お花が咲いたような、シャボン玉が飛んでいるような可愛らしさが感じられ、控えめな華やかさがなんともいえない魅力となって現れます。
手仕事できちんと作られた工芸的な紬のお着物は着るたびに心が弾み、特にこういった綺麗な色使いのものは傍で見る方も楽しい気分にさせられます。
今回ご紹介させていただいた唐草の袋帯などのお洒落袋帯とお合わせになるのも綺麗ですし、楽しい模様の型絵染の帯なども良いかもしれません。
または有職文様などの格のある袋帯でも綺麗に合います。
帯や小物使いで着こなしを変えられますとお出かけの範囲も広がり、着るたびに嬉しくなってしまいそうなおすすめの一点です。
未着用品。
地の色は練色(ねりいろ)「#ede4cd color-sample.com」、
ロートン織と絣の色は赤香(あかこう)「#b3856b color-sample.com」、
芥子色(からしいろ)「#d1b769 color-sample.com」、
浅紫「#997f95 color-sample.com」、
麹塵(きくじん)「#6e7955 color-sample.com」
をご参照下さい。 |