【商品説明】
ここのところ気温があがってきて、初夏のアイテムが気になり始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらは日本工芸会正会員・城間栄順さんの、麻の生地に染められた少し珍しい本藍染の紅型の作品です。
濃い藍色に染められた経緯手績みの麻の生地は少し透け感があり、芯の白が見え隠れして清涼感のあるものとなっています。
芭蕉の葉が曲線を描いて涼しげに揺れる中に、可愛いお花が顔をのぞかせています。
藍型は同じ紅型染の中でも、型で色止めをしたものを藍甕に何度も浸けて染められるため独特の透明感があり、顔料で染められる紅型とは少し印象が異なります。
こちらはやわらかい上質な生地に染められていて、白から濃い藍へと濃淡で表わされた模様にも琉球藍ならではの味わいがあり、不思議な奥行きが感じられます。
麻の生地ではありますが、九寸名古屋帯ですので、6月頃から9月中頃までわりと広い季節にお召しいただけます。
盛夏には夏紬や麻のお着物とお合わせいただいて、涼しげな装いをお楽しみいただきたいおすすめの逸品です。
地の色は鉄紺「#08081a color-sample.com」、
葉の色は紺青(こんじょう)「#0d1933 color-sample.com」、
花の色は青藍「#274a78 color-sample.com」
をご参照下さい。
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