【商品説明】
久しぶりのご紹介となります。
人間国宝であった松原定吉さんの五男として生まれ、お父様の技術を引き継ぎ、素晴らしい作品を数々つくられた故・松原福与さんの、ちょっと可愛いイメージの小鳥が向かい合った模様が染められた名古屋帯です。
独特の淡い藍色は松原家の伝統でもありますが、それが大麻の様な麻の生地に染められていて、その風合いと共に素敵な風情を醸し出しています。
こちらは雀でしょうか、ツイッターのロゴの様な2羽の小鳥がつぶやき合って楽しく遊んでいるかのようです。
小鳥の丸紋のまわりが竹の幹になっていて、その交差点に小さな丸が置かれ、その中に竹の葉が描かれているのもとても可愛く目に映ります。
未着用で状態の良い八寸名古屋帯でしたが、素材がすこし柔らかかったため、芯をかがりつけたお仕立にいたしましたので、お太鼓の形も綺麗に決まる事と思います。
これからの季節に夏紬や小千谷ちぢみ、宮古上布や越後上布などとお合わせいただくととてもお洒落で、白の部分が遠目にもすっきりと感じられそうです。
使い込むほどに手に馴染む風合いの良い麻の生地も魅力的な、大変おすすめの作品です。
地の色は生成り色「#fbfaf5 color-sample.com」、
柄の色は紺鼠「#49647a color-sample.com」
をご参照下さい。
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