【商品説明】
いつも出会うたびに、これほどの量のものをひと針ひと針縫い進めて美しい模様を完成されるという事の素晴らしさにため息が出てしまいます。
越後上布の糸績みなどと同じく、元々は雪に閉ざされた東北の冬の間のお仕事であったようですが、それをこういった芸術的なものにしてしまう日本人の感性はすごいものがあると思います。
こちらは小さな入子菱の模様がずらりと並んだ小紋調の柄ですので、意外とお着物との相性は良いのではないかと思われます。
絣柄のあるものとでも、縞や無地感覚の紬とでも、色々とお合わせいただける事と思います。
やわらかい木綿の生地に木綿の糸で刺されていますが、お太鼓をもう少し硬めにしたいと思われましたら、芯入れの加工もお承りいたしますのでお気軽にご相談ください。
こぎん刺しの帯を実際にご着用になった方にお会いする事が何度かありましたが、静かな中に圧倒的な存在感を感じられ、やはり素晴らしいと思いました。
民芸の手仕事の味わいと模様のモダンさがミックスされて、とてもお洒落な雰囲気のあるおすすめの逸品です。
|