【商品説明】
伝統的な琉球絣を、夫である故・真栄城興盛氏と共に独自の美的センスと技術研究により、オリジナリティのある美しい織物として完成された「琉球美絣」の木綿の単衣のお着物です。
日本伝統工芸会でも受賞を重ねられ、そのとても高い評価も去る事ながら、一目見てそれとわかる洗練された個性と、何と言っても着る方に心地良さを感じさせてくれる、肌に馴染む様な品質の良さを持ち合わせています。
真栄城家ならではの琉球藍の色の美しさは、大切に育てられている藍の染料と、そして何度もそれをくぐった深い色からなるものです。
独特の美しいグラデーションも、藍と向き合って、日々気温や温度などを考慮されているからこそ生まれるものと言えるでしょう。
今回は珍しい事に2点ご紹介させていただきますが、こちらはもう一点とは違った雰囲気の少し華やかな絣模様の単衣のお着物です。
横段の縞の中にはお花や燕の絣が織り込まれ、ところどころに入れられた浅蘇芳色のピンクの線が効果的に藍を引き立てているようです。
どちらかといいますと、こちらのお着物の方が琉球絣的な雰囲気を多く持っているように見えますが、民芸的な味わいをお好きな方とそうではない方がいらっしゃいますのでお好みの問題かとは思います。
こちらですと、お着物の柄を活かして間道手の縞の帯や、素材に個性のある自然布的な帯と合わせられるのも良いかもしれません。
明るめの藍の地色が元気の良いイメージですので、型絵染や紅型染の名古屋帯などとも楽しくお合わせいただける事と思います。
これからの季節に着心地の良い上質な木綿の質感が嬉しい、おすすめの一点です。
お仕立て替え済。
地の色は留紺「#1c305c color-sample.com」、
縞の色は青藍「#182f4d color-sample.com」、
横段の色は鉄紺「#17184b color-sample.com」、
浅蘇芳「#a25768 color-sample.com」、
絣の色は浅縹(あさはなだ)「#84b9cb color-sample.com」
をご参照下さい。
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