【商品説明】
打ち込みの良いしっかりとした紬地が緑味色のある濃いグレー・百入茶色に染められた背景に、色とりどりに染められた布が伸子張りをして風に吹かれ乾かされている風景を型絵染で染められた、添田さんの代表作のひとつともいえる図柄の名古屋帯の作品です。
染められた布には独特の色使いの鶴や蝶々、蕪、アヤメの模様が見られます。
しっかりと結ばれた端の紐にも力が感じられ、添田さんはどちらかというとたおやかな調子の作品が多い中、何と言いますか臨場感のようなものがあり、少し珍しいような気がします。
添田さんならではお洒落な色使いで、メリハリのあるものとなっています。
実際に帯としてお使いになってももちろん素敵で、存在感のある個性的な着こなしをお楽しみいただける事と思います。
残念な事に先だってお亡くなりになったそうで、本当に残念に思えてなりません。
こんなに素晴らしい作品を残され、多くのファンに憧れのアイテムとして、これから先も大切にされていく事でしょう。
未着用品。
地の色は百入茶(ももしおちゃ)「#10181a color-sample.com」、
柄の色は鉄御納戸「#455765 color-sample.com」、
紺鼠「#44617b color-sample.com」、
本紫「#371b4d color-sample.com」、
青緑「#00a497 color-sample.com」、
芥子色(からしいろ)「#d0af4c color-sample.com」
をご参照下さい。
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