【商品説明】
一目見てそれとわかる個性を持った独特の色使いで描かれた、田畑喜八さん作の訪問着のお着物です。
これからの季節、そして年末年始に多くなるのではないかと思われるフォーマルのお席やイベントへのお出かけに最適なお着物をご紹介させていただきたいと思います。
200年以上の長きにわたり、京友禅の伝統を守りながら王道を進み、進化しながら現代に活き活きと花を咲かせる染織家である五代目田畑喜八氏の訪問着の作品です。
お着物を広げる以前にすでに力強く、それでいて品格のある緑味感じられるグレー・錆御納戸色の地色を見るだけで、もう素晴らしいお着物である事が想像できてしまうような迫力があります。
広げていくと、上前から後身頃に流れるように重なりながら描かれた羽衣の真糊の線の美しさにも見とれてしまいます。
大きな羽衣の周りで踊っているような宝尽しの模様が楽しく目に映り、また紐や宝尽しの部分には摺金が施されていて、さりげない華やかさを醸し出しています。
駒糸や樺色の刺繍が入れられている事でさらに高級感が増し、さらにアクセントとなって全体を引き締める役割をしています。
伝統的でありながらモダンで、なおかつ上質さが全面にあふれ、着る方を最高の品格のある着姿にしてくれるお着物です。
帯はフォーマル用の上質な帯でしたらほとんどのものを受け入れてくれそうです。
川島織物さんや北村武資さんの帯も合いそうです。
新年のお出かけや、初釜などにも良いかもしれません。
装いを最上の素晴らしいものにしてくれるおすすめの逸品です。
縫い紋が一つ入っています。紋替え加工も承りますので、お気軽にお問い合わせください。
地の色は錆御納戸「#53727d color-sample.com」、
刺繍の色は浅緋(うすきひ)「#df7163 color-sample.com」
をご参照下さい。 |