【商品説明】
こちらは青戸先生が工房の近くの川が流れる様子を見て、その穏やかな水面の変化の面白さを柄にしようと思われて作られた作品だそうです。
淡い水浅葱色の地に、非常に細い茶綿の糸で細やかな杉綾織の模様が織り出されて、川の水面を見る様なニュアンスのある表情の無地となっています。
そこに所々に白い横段の絣が織り込まれ、水面に当たる光を表された模様となっています。
青戸先生は作品についてはシンプルな言葉で説明をしてくださいますが、その言葉のひとつひとつで作品に自然の風景を感じられるというのもまた素敵な事だと思います。
「自然」というものは言葉にしてしまうと漠然として平凡に聞こえますが、自然の風景の一場面には郷愁を感じたり、反対に新しい発見を見い出したりと、人それぞれに感じるものが違ったりします。
そんな自然からのメッセージをひとつの形に表して、見る人に感動を与える作品をつくり続けていらっしゃる青戸さんは本当に素晴らしい作家さんだという事を一段と感じます。
浅葱色の明るさと手紡ぎの木綿の風合いがしっとりと馴染んで、いつまでも手で触れていたいような愛おしく思える質感が魅力的なおすすめの手仕事の結晶です。
未着用品。
薄花色「#698aab color-sample.com」
をご参照下さい。
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