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【商品説明】
個性的でデザイン性が高く、また手紡ぎ、草木染、手織りという手仕事の積み重ねによる本物志向の制作によって「出雲織」というひとつのジャンルを築かれ、木綿にとどまらず天蚕や紙布などの素材も取り入れられて素晴らしい作品を完成される青戸柚美江さん。
今年93歳になられますが、現在もなお制作を続けていらっしゃる事もまた凄い事だと思います。
こちらの作品は和紙を細く切って紙縒りにしたものをびわのお花で淡いピンク色に染め、その糸を経緯に使用して織られたものです。
草木染ならではの柔らかい色合いが、紙の糸に浸透して素敵な発色となってふんわりと手の中ではじけますが、紙布は使いこなすほどにまた違ったしなやかな味わいとなって愛着が湧きます。
青戸さんは「紙布はとても丈夫なものなので洗濯機で洗っても大丈夫なんですよ」と言われますが、洗濯機で洗ってしまう勇気はありませんね。
それほど使いこなして長くご愛用いただいても大丈夫なほど品質に自信を持っていらっしゃるという事なのでしょう。
段変わりに少し違う、江戸茶色と利休鼠色の糸が入れられ、丸のような菱のような形の変り織が施されて面白い表情となっています。
季節も長くご着用いただけて、無地感覚から絣、または紅型や型絵染のお着物まで幅広くお合わせいただける、柔らかい色合いも魅力的な大変おすすめの作品です。
未着用品。
灰梅「#e8d3c7 color-sample.com」、
江戸茶「#b3896b color-sample.com」、
利休鼠「#888e7e color-sample.com」
をご参照下さい。
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