【商品説明】
青戸さんが前回お店にいらしてくださった時に「織りを始めた頃には木綿ばかりではなくて絹物もたくさん織っていたのですよ」とお話をされていました。
なんでも物を大事にされる青戸さんは、やはりその糸も大切に保管されていたそうですが、その後は木綿ばかり織るように変わっていたので使われる事がなく、勿体なくてどうしようと思われたそうです。
そんな時に、ご両親が年をとって隠居され、お家にいて何もする事がないと言われていたのを思い出して「そうだこの糸を結んで長い糸にしてもらって、織り込んでみよう」と思い、お願いしたらご両親がとても喜ばれ、その結んでもらった糸を木綿に混ぜて織ってみたら面白い表情になり、これはとても良いものができたとご本人も嬉しかったそうです。
そんな経緯で生まれた「つなぎ織」の名古屋帯です。
白や赭色などのいろいろな糸の節と結び目を面白く見る事ができます。
青戸さんのところで染められた深い藍色と茶綿の段のメリハリに、藍の部分のつなぎ糸がアクセントと楽しい雰囲気になっています。
同じく木綿のお着物にも、紬系のお着物にもお使いいただける、コントラストの面白い個性的なおすすめの作品です。
地の色は留紺「#080d1a color-sample.com」、
肥後煤竹(ひごすすたけ)「#897858 color-sample.com」、
結び糸の色は赭(そほ)「#ab6953 color-sample.com」
をご参照下さい。
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