【商品説明】
15代続き、その技術は一子相伝、門外不出とも言われる工藝手織伊兵衛織。
その中でも普遍的に人気の高い、入子菱文様が織り出された象牙色の無地の名古屋帯が入荷しましたのでご紹介させていただきます。
厳選された玉繭から一般の製品の約4倍の太さに紡がれた上質でしなやかな糸を使って織られると聞きますが、こちらの帯の質感を見れば一目瞭然です。
絹本来の生成りの糸で、入子菱の綾織がしっかりとした打ち込みで織られていますが、その糸の輝く光沢はまるでパールのようです。
その他では見られない個性的な佇まいは、実際にお召しになりますと目を引くものとなり、一段と素敵な装いをものと実現してくれる事と思います。
工芸的な紬のお着物にもしっかりとした存在感で寄り添ってくれますし、民芸的な産地の紬などにお合わせいただいても洗練された趣味性のある着こなしをお楽しみいただける事でしょう。
民芸運動の中で「用の美」として生まれた伊兵衛織ですが、長く趣味人にも支持され、愛され続けてきた歴史があります。
以前に、良質の玉繭の不足から原料の糸が作られなくなると伊兵衛織の創作も終わると聞きとても残念に思いました。
その魅力的な光沢と質感には引き付けられるものがあります。
次世代に残していきたいような、大切に使っていきたいアイテムのひとつともいえるでしょう。
大概の着物を受け入れてくれるキャパシティの広さを感じられる、豊かさのある素敵なおすすめの一点です。
未着用品。
象牙色「#f8f4e6 color-sample.com」
をご参照下さい。
|