【商品説明】
夏の装いの楽しみのひとつでもある麻のお着物、その中でも宮古上布と並んで天然の苧麻の味わいが感じられる魅力的なものといえば越後上布です。
どちらもたくさんの工程を経て、たくさんの熟練の人たちの手仕事の積み重ねによる、芸術品ともいえる素晴らしい工芸品です。
経緯の小さな絣の目が出会って織り成される模様も味わいがありますが、こちらはいつかひとつは手にしたいと思えるような、シックな無地の重要無形文化財の越後上布のお着物です。
グレー味のあるクールな印象の赤味のない焦茶・樺茶色が深く輝いて、苧麻の質感と溶け合って素敵な光沢を放っています。
白い襦袢をお召しになりますと一段明るく薄い色に見えるかもしれませんが、いずれにしてもとても魅力のある雰囲気となっています。
帯合わせは悩まずに済みそうですね。
織りのものでも、染めのものでも、友禅でも、型絵染でも、紅型染でもなんでも合ってしまいそうですし、とてもお洒落な装いを演出していただけそうです。
モノトーンのメンズライクな着こなしも素敵かもしれませんが、それが越後上布のたおやかさと相まって、かえって女性的な線が感じられるかもしれません。
手元で見ているとコーディネートのイメージがどんどん広がるような、素晴らしいおすすめの逸品です。
未着用品。
樺茶色「#665947 color-sample.com」
をご参照下さい。
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