【商品説明】
添田さんは、国画会や各個展に限らず海外においてもご活躍され、その評価の高さも去る事ながら、何といってもお着物という世界に絵画的要素を大きく盛り込み、独特の個性ある芸術性の高い作品を創作され、数多く発表されました。
残念な事に昨年お亡くなりになって、個人的にも熱烈なファンであった事もあり、とても残念に思いました。
こちらは少し透け感のあるしなやかな紬地が明るめの藍色・鉄紺色に染められた地に、茗荷と白菜の模様が型絵染で染められた初夏のお着物です。
無地の部分は、経糸の節がかすれたように見えるニュアンスのあるものとなっていて、型絵染の顔料のきっぱりとした模様とのコントラストが面白く感じられます。
盛夏の8月を避けて初夏から初秋までお召しいただけますので、季節的には意外と長くご着用いただけるのではないでしょうか。
特に9月は着るものに悩まされますので、こういった素材は便利かもしれません。
ユーモラスにディフォルメされた野菜の模様が楽しく、それでいてインパクトが強すぎる事なく、色使いも洗練されていて、飽きる事なく長くご愛用いただけそうなおすすめの作品です。
未着用品。
地の色は鉄紺「#101033 color-sample.com」、
柄の色は柳煤竹(やなぎすすたけ)「#5b6356 color-sample.com」、
緑青色「#356646 color-sample.com」、
藍鉄「#13151as color-sample.com」
をご参照下さい。
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