【商品説明】
戦後語り尽くせないほどのご苦労を重ねられて、現在では喜如嘉に後継者の育成を重視した芭蕉布の産地としての場を確立され、「芭蕉布保存会」の代表として、また国の重要無形文化財「芭蕉布」技術保持者としてもご活躍されている平良敏子さんの作品です。
自然の中にあるものを、手を加えて織物にするという点では麻と同様に歴史と伝統のある芭蕉布ですが、長い時間の中でどんどん進化を続けて、色々な織りの作品が見られるようになりました。
今回は3点ご紹介させていただきますが、手の込んだ非常にレベルの高いものが集まって嬉しく思います。
こちらは自然の芭蕉布のベージュの地に多色の縞が織り出され、それに重なって花織も加えられ凝ったものとなっています。
縞はコチニールや山桃などで染められ、憲法色のこげ茶から淡い茶色、丁字染色、松葉色の緑、そして主役の紅梅色の淡いピンクが加えられている事で大変華やかな印象となっています。
さらに花織の凹凸で光沢に変化が出て、絶妙な色合いとなっています。
夏の王様のような存在でもある芭蕉布の、こんなに素敵な色使いの作品にはなかなか出会えないと思われます。
希少性も高く、高級感と存在感のある大変おすすめの逸品です。
未着用品。
地の色は白茶「#ddbb99 color-sample.com」、
縞の色は憲法色「#543f32 color-sample.com」、
松葉色「#56663c color-sample.com」、
紅梅色「#f2a0a1 color-sample.com」、
丁字染「#ad8b68 color-sample.com」
をご参照下さい。
|