八重山上布 絣縞名古屋帯
日本工芸会正会員 新垣幸子作

商品番号 r1918 - 110041
リサイクル品
販売価格 有難うございました

長さ 4 m 3 cm
太鼓巾 31 cm
前巾 15.4 cm

商品説明
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【商品説明】
多彩な沖縄の染織文化の中でも織物の種類の多さには驚きますが、特に夏の装いを彩る宮古上布や八重山上布、芭蕉布といった自然の植物から作り上げられたものは、絹織物とはまた違った魅力を感じられます。
今回は宮古上布と八重山上布の名古屋帯が入荷いたしましたので、何点かご紹介させていただきます。
八重山上布は、近年では白地に紅露(クール)で捺染した茶色の絣のものが広く知られていますが、もうひとつ、古くは人頭税という制度があった江戸時代から大正時代まで生産されていた「紺嶋上布」と呼ばれる、手績みの苧麻を草木で手括りによって染め、手織りをした八重山上布があります。
後述のものはその後の量産体制によって姿を消していったようですが、新垣幸子さんは1970年代に日本民芸館で「紺嶋上布」の資料と出合われ、民芸館の勧めもあったようで、古代の八重山上布の制作手順に沿った創作を始められました。
そのことを基本に創作活動をされる新垣さんの作品は、独特の個性と奥行きを感じられることから高く評価され、人気を誇っています。
こちらは福木で染めた黄色が際立つ発色で美しく、柳染色の縞が縦に走り、それに紅を挿したように寄り添う珊瑚朱色の絣が可愛いアクセントになって、新垣さんらしい色使いの素敵な作品となっています。
溌溂とした元気の良い夏の装いを実現してくれそうな綺麗な色使いが嬉しく、どんなお着物と合わせましょうかとわくわくしてしまいます。
夏の麻系のお着物ともいろいろとお合わせいただけそうですし、絣模様の夏紬のお着物とも綺麗に合いそうですので、実際にお着物に載せてコーディネートを工夫していただくと良いのではないでしょうか。
強い日差しの中でも、きっと美しく映えそうな大変おすすめの逸品です。

淡黄(たんこう)「#f7eaad color-sample.com」
柳染「#93b881 color-sample.com」
珊瑚朱色「#ee836f color-sample.com」 をご参照下さい。