重要無形文化財宮古上布 楓の絣着物
三越扱

商品番号 r1926 - 110225
未着用品
販売価格 有難うございました

身丈 170 cm 前巾 26.5 cm
裄丈 67(+2) cm 後巾 31 cm
袖丈 49 cm

商品説明
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【商品説明】
夏の装いの楽しみのひとつでもある麻のお着物、その中でも宮古上布と並んで天然の苧麻の味わいが感じられる魅力的なものといえば越後上布です。
どちらもたくさんの工程を経て、たくさんの熟練の人たちの手仕事の積み重ねによる、芸術品ともいえる素晴らしい工芸品です。
南の島のおおらかさから成るものと、厳しい雪に閉ざされた土地柄から成るものの個性の違いが再発見できる季節でもあり、楽しみに思えます。
熟練した高度な技術を持つ人々の手によって、気の遠くなるような時間をかけ、数多くの工程を経て完成されるという部分でも同じです。
気候風土も違う南と北の地域で、それぞれにその伝統工芸が連綿と受け継がれている事はとても不思議ですが、出合う作品はいつもため息が出るほどに美しい事には変わりありません。
数多くある日本の染織品の中でも本当に大切にしていくべきものの一つだと思います。

こちらは小さな、本当に極小の蚊絣がびっしりと並んで織り込まれ、そこに大きく小さく楓の葉が無地の部分と輪郭の部分に分けて織り出された、緻密な作業を繰り返してつくられた素晴らしい宮古上布のお着物です。
こちらのような細かい絣のものは制作に約2年かかるそうですが、針の先のようなとがったもので蚊絣を合わせながら織っていくので、目の良い若い方のお仕事だそうです。
宮古上布の苧麻の糸績みは、60歳は手習い、70〜80歳でやっと一人前と言われるように、年配の女性のお仕事のようですが、染めや砧打ちは男性、織り手は若い人と、それぞれに分業されていて、それもすごいことだと思います。
そんな手仕事の結晶のような素晴らしいお着物に袖を通せるということは本当に幸せだと改めて思える、おすすめの逸品です。
未着用品。