【商品説明】
西陣の名門の老舗・川島織物製の袋帯の中でも、本物を極めた織物であるという事から名付けられた「本極錦」の本金本袋帯です。
その名前は、川島織物を名実共に一流の織元として確立された二代目川島甚兵衛氏が、明治初期に実用的な織物に留まらず、芸術作品として創作された「葵祭之図」に由来するそうで、現在も川島織物製の作品の中でも最高クラスのものにのみ、その名は織り込まれます。
こちらの作品は、蜀江に錦の模様の中に大きな丸が取られて、四神の姿が織り出された格調と迫力のある図案となった素晴らしい豪華な袋帯です。
四神は中国の神話・天の四方の方角を司る霊獣で、東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武です。 (五行説に照らし合わせて中央に麒麟や黄竜を加え、数を合わせた上で取り入れられている場合もあります。)
それぞれに勇ましい姿が細やかに織り出されています。
四神は方角だけでなく季節も表していて、春の青龍、夏の朱雀、秋の白虎、冬の玄武です。 それが「青春・朱夏・白秋・玄冬」となって現代でも使われる事があります。
その四方向の守り神のような四神が見事に表された、川島織物さんの芸術品と言っても過言ではない素晴らしい本袋帯です。
黒留袖、色留袖、訪問着のお着物と、幅広くフォーマルのお席に自信を持ってお召しになってお出かけいただける逸品といえます。
未着用品。
四神の背景は小豆色「#966c69 color-sample.com」、
江戸鼠「#928178 color-sample.com」、
黒橡(くろつるばみ)「#544a47 color-sample.com」、
錆鼠「#47585c color-sample.com」、
四神の色は、
亀は錆御納戸「#53727d color-sample.com」、
龍は柿渋色「#9f563a color-sample.com」、
虎は灰黄緑「#e6eae3 color-sample.com」、
鳳凰は湊鼠「#80989b color-sample.com」
木賊色(とくさいろ)「#3b7960 color-sample.com」、
柿渋色「#9f563a color-sample.com」、
をご参照下さい。
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